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道化ってな~に?

2015.04.27

こんにちは!
GWも間近。そわそわしている新宿オフィスの林です。

新宿オフィスのブログでは、「○○ってな~に?」シリーズと題して、

日々の業務の中で疑問に思ったことを調べて行きたいと思います。

 

記念すべき第一回目は『道化ってな~に?』です!

道化とは、一体なんでしょうね?
仮面をかぶって変わった衣裳を着て舞台上をうろちょろする、ちょっと独特な存在ですよね。

 

道化はバレエにはぼちぼち登場するキャラクターです。(今回はピエロなども含みます)
有名なところでは「白鳥の湖」の道化、「くるみ割り人形」1幕のハレルキンとコロンビーヌ、
最近コンクールなどでも大人気のハレキナーダもありますね。

「道化」をWikipediaで調べてみると、

“道化師(どうけし)または道化(どうけ)とは、

滑稽な格好、行動、言動などをして他人を楽しませる者(大道芸人)。
サーカスのクラウン(clown)や、中世ヨーロッパの宮廷道化師(jester)がそれにあたる。”

とのことでした。

なるほど!「白鳥の湖」の道化は「宮廷道化師」ということですね。
ヨシノの衣裳だとZ102-001Sあたりです。

 

ハレーキンやコロンビーヌなどは、16世紀ごろにイタリアで生まれた
仮面劇「コンメディア・デッラルテ」に登場するキャラクターのようです。

もう一度Wikipediaを見てまとめてみると、

★ハレーキンは軽業師。赤緑青のまだら模様の服を着ている。
(三角や四角のモチーフが付いていることも多い)

★コロンビーヌはハレーキンの恋人で、小悪魔的な女性のようす。
アルレッキーナ(ハレキナーダ)と呼ばれることもあり、

その時はハレーキンと同じく、まだらの道化服を着用する。

恋人同士なので、二人ペアで出てくることが多い。納得です。

 

コロンビーヌY088-012SとハレーキンZ088-006S

 

 

ちなみに、「ピエロ」も元はこの劇に登場する「ペドロリーノ」というキャラクターだそうです。
ピエロが出てくるといえば「フェアリードール」。

ピエロZ102-007SとフェアリードールA032-017S

 

「コンメディア・デッラルテ」には魅力的なキャラクターがたくさんいて、
過去のクリエイターたちの制作意欲を刺激していたんだろうなぁ、なんて想像していました。
ちょっと調べてみただけでも、色々と勉強になりますね(^^)

白鳥の道化のことを考えていたら、王妃様の孤独がじんわり染みてきて
ちょっと切なくなってしまった林でした!

ではまた!!

《新宿オフィス・林》

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