海賊のバリエーションってな~に?
皆さま、こんにちは!新宿オフィスです^^
関東地方は、この週末ようやく晴れましたね。
我が家も積もりに積もった洗濯物を片付けることができました!
それはさておき、今回のテーマは「海賊のバリエーションってな~に?」です!
「海賊のバリエーション」、つまり海賊2幕のメドーラの踊りのことですが、
コンクールの課題曲リストなどを見ると、こんなふうに書いてあることがあります。
・海賊のバリエーション(ガムザッティ)
・海賊のバリエーション(森の女王)
・海賊のバリエーション(パキータ)
ん?
海賊なのに「ガムザッティ」?
海賊なのに「森の女王」??
どういうこと???ってなりませんか?
なりますよね!( ゚д゚ )
ブログ担当Hも、入社当初散々悩んだものです。
これは実は、
「ガムザッティのバリエーションの曲を使って踊る、海賊のバリエーション」
を表しています。
先程の例だと、「ガムザッティの曲を使った海賊のバリエーション」、
「森の女王の曲を使った海賊のバリエーション」という意味です。
そうなんです。
海賊のバリエーションは一種類ではないのです。
『海賊』に出てくるバリエーションなのに、どうして『バヤデール』のガムザッティだったり、
『ドン・キ』の森の女王だったりするのでしょうか?
それは『海賊』という作品の成立した歴史に関係があるようです。
元々はアダン作曲の音楽を用いたバレエであった『海賊』ですが、
上演の回数を重ねるうちに、あるときにはドリーブの音楽が追加され、
あるときにはミンクスの曲が追加され・・・・と、
どんどんバージョンアップされていったらしいのです。
つまり、今上演されている『海賊』は、
いろいろな曲をつぎはぎにしたパッチワーク的作品なのですね。
そんなわけで、海賊のバリエーションは、いろんな曲を使用したバージョンがあるのでした!
なるほど!
(蛇足ですが「海賊の曲による海賊のバリエーション」はないのかしら?と気になったので
調べてみたところ、どうやら最初の『海賊』には2幕の宴のシーン自体がなかったようです。)
そんな海賊バリエーションですが、
どの曲でも衣裳はやっぱり『海賊』のイメージのものを使用されています。
C020-010S ジョーゼットのチュニックタイプ
A020-035S 海賊のクラシックチュチュ
上記の他にも海賊の衣裳は沢山ございます!
衣裳選びに困ったときには、是非受注担当にご相談くださいませ♪
《新宿オフィス・林》