パ・ド・カトルってな~に?
2016.03.22
皆さんこんにちは!新宿オフィスです。
今回のブログのテーマは「パ・ド・カトル」です!
パ・ド・カトル、直訳すると「4人の踊り」ですね。
1845年初演の1幕バレエ作品です。
衣裳はピンク色のロマンティックチュチュが多く、全員同じものを着用しますが、
何故か頭飾りは全員バラバラ。
「どうして?」とご質問を頂くこともございます。
その秘密は、この「4人」にありました。
それぞれの役名と頭飾りは、
・グラン(カチューシャ)
・グリジ(シニヨン飾り)
・チェリート(コサージュ)
・タリオーニ(花輪とネックレス)
です(頭飾りは違う場合もあるようですが)。
この名前は初演のオリジナルキャストのものであり、
当時、大変人気のあったバレリーナの皆さんだそうです。
(前回「シルフィード」の際に「初めてポアントが登場」とご紹介しましたが、
その主役を演じたのがタリオーニさんですね)
つまり、4大バレリーナ夢の饗宴!!!というような作品で、大変話題になったのも頷けますね。
ただ、人気の度合いにも色々あったようで、一番人気のタリオーニさんは華やかに
他の3人はちょっと抑えめ、という具合で飾りが異なっているようです。
ヨシノでは、B-5CやB049-003Cなどがパ・ド・カトルの衣裳としてお使いいただけます♪
誰がどの飾りだっけ?となった時は、ぜひお問い合わせください^^
《新宿オフィス・林》