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「ファラオの娘」ってな~に?

2016.05.16

皆さんこんにちは!GWはいかがでしたか?
本番やコンクールを迎えられた方も多かったのではないでしょうか?

さて、今回のテーマは「ファラオの娘ってな~に?」です。
実はブログ担当Hも、お客さまからお問い合わせをいただくまで存在すら知らない演目でした。
(お恥ずかしや)

『ファラオの娘』とは1862年にボリショイ・バレエで初演された、全3幕のバレエ作品です。
タイトルからも分かるように、舞台は古代エジプト。

イギリス人の冒険家ウィルソン卿は、ピラミッドの中でアヘンを吸い、
古代エジプトへタイムスリップ(?)します。
タオールという貴族の若者に変身した彼は、ファラオの娘アスピシアと出会い、恋に落ちます。
その後、ライオンに襲われたり、駆け落ちをしてファラオの怒りを買ったり、
アスピシアがナイル川に身を投げたり、と色々ありますが、
最後にはファラオにも二人の愛が認められ大団円♪
というあらすじです。

発表会では全幕ではなく、ヴァリエーションやパ・ド・ドゥ
2幕のワルツだけを抜粋して踊られる場合が多いようですね
(ヨシノでも衣裳を揃えようと思ったら、なかなか大変です…)

ボリショイバレエにて2000年に再演され、また、日本国内では数年前の
神戸コンクールでアスピシアのvaで入賞した方がいたことで、
じわじわと認知度が上がってきたように思います。

ちなみに、コンクールで踊られているのは、第2幕のアスピシアのヴァリエーションです。


今回の「ファラオの娘」いかがでしたか?
まさか冒頭にタイムスリップなんていうSF的要素があったとは…。
驚きました!
(「バヤデール」でもそうでしたが、「アヘン」は夢・黄泉の国への架け橋として
使われることが多いですね)

また、「アトリエヨシノの衣裳で全幕をやるなら?」というテーマで
記事がかけたら良いな、と思った担当でした。
では!

<ブログ担当より>
前回のブログ記事に、とても温かいご感想を頂戴いたしました。
本当に嬉しいですし、また、身の引き締まる思いです。
いつも当ブログをご覧いただき、本当にありがとうございます!

これからも楽しく(できれば)為になる記事を書いていきますので、
当ブログ及びアトリエヨシノをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

《新宿オフィス・林》 

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