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白いバレエってな~に?

2017.05.15

みなさんこんにちは!新宿オフィスです。
今日のテーマは「白いバレエってな~に?」です。

まずは意味を調べてみました。
wikipediaから「バレエブラン(白いバレエ)」の項の一部を抜粋させていただきますと、
「古典バレエにおいて女性ダンサーたちが白いコスチュームで
踊る作品及びその場面を指す用語で、純粋で正統的なバレエの形式といわれる。」
ということなので、白い、には衣裳の色だけではなく
「純粋な」とか「正統的な」という意味合いもあるみたいですね。

次は代表的な「白いバレエ」の作品をヨシノの衣裳と併せてご紹介します!

まずは「ラ・シルフィード」。最初に白いバレエが登場したのはこの作品だそうです。
空気の妖精シルフィードたちの踊るシーン。
軽やかなロマンティックチュチュに背中には小さな羽がかわいいですね。

次は、「白鳥の湖」から、2,4幕の白鳥たちの群舞のシーン。
シンプルなクラシックチュチュに、胸や頭に羽をつけて踊ります。

最後は「ラ・バヤデール」3幕のソロルの夢のシーン(影の国とも言われます)。
クラシックチュチュにベールの袖をつけたダンサーたちが、
スロープをゆっくり降りてくるシーンが印象的ですよね。

上記にあげた作品の他は、ジゼル2幕のウィリたちのシーン、
くるみ1幕2場の雪のシーンなども有名ですが、ここまで読んで、
おや?と思われた方も多いのではないでしょうか。

妖精、白鳥、ウィリ、夢、雪…。
そうなのです。白いバレエは「この世のものならざるもの」の表現なのですね。

深い森や暗い闇の中、薄明かりに照らされて、浮かび上がるダンサーたち。
揃いの白い衣裳を身につけ、手や足の角度、首の向きから視線の動かし方まで、
綺麗に揃った姿は、確かにひとでは無いように見えますよね。
(余談ですが、白いバレエ大好きなスタッフにその魅力を聞いたところ
「こちら(人間側)の言葉が全く通じなさそうなところ」だそうです。なるほど…)

白いバレエは20~30人ほどで踊られることが多いため、
衣裳を揃えるのも一苦労とお聞きしますが、
アトリエヨシノでは上記にご紹介した他にも、白で揃う衣裳をご用意しております。
ぜひお問い合わせください!
《新宿オフィス・林》

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