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「フローラの目覚め」ってな~に?

2019.02.25

こんにちは!アトリエヨシノ新宿オフィスです。

今日のテーマは、最近ぐっとお問い合わせの増えた「フローラの目覚め」です。

恥ずかしながら、お問い合わせをいただくまで知らなかった上に、
「フローラという女性が目覚める話らしい」という非常にざっくりした認識でおりまして…。
これではいけない!と、今回調べてみることにしました。

まずは、作品の概要から!以下、Wikipediaより引用いたします。

“リッカルド・ドリゴ作曲、マリウス・プティパ振付の陽気なアナクレオン風の1幕物のバレエ。
台本を書いたのはマリウス・プティパとレフ・イワノフ。
このバレエは、クセニア・アレクサンドロヴナ大公女(中略)と
アレクサンドル・ミハイロヴィチ大公の結婚祝賀典のために作られた。

初演は1894年7月28日(ユリウス暦、新暦では8月9日)で、
ロシアのサンクトペテルブルクにある

ペテルホフの劇場で帝室バレエ団が宮廷のために上演した。”

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%81%AE%E7%9B%AE%E8%A6%9A%E3%82%81

ドリゴは「タリスマン」や「海賊」の一部などの作曲家ですね。
プティパは言わずとしれた「眠り」「くるみ」などの振付家。
なんと、もともとは結婚式のために作られたバレエだったとのこと。
ものすごーく贅沢ですねぇ!

途中出てきた「アナクレオン風」がよくわからなかったのですが、
古代ギリシャの抒情詩人アナクレオンの追随者をそう呼ぶらしいので
恋と酒を歌った楽しい感じのギリシャ風の作品ということなんでしょうか…。
(これは理解するにはちゃんとした知識が必要そうです)

作品をひと通り見てみたところ、おそらく、
花の女神フローラが目覚め、西風の神ゼフィールがやってきて春を告げるという話のようです。
ストーリーはあまりなく春の到来を祝う演目なのかな?と思われますので、
結婚式のために作られたと聞くと、なるほどですね。

登場人物は月の女神ダイアナ、夜明けの女神オーロラ、露の女神ロゼ。
ここにフローラを含めたパ・ド・カトルが抜粋などで上演されることが多いみたいです。

その他は、太陽の神アポロ、アムールとキューピッド、マーキュリー、
バッカス、サテュロスなど、ギリシャ神話の神様がぞろぞろ・・・です。

さて、以下に女神のパ・ド・カトルにお使いいただけそうな
衣裳を選んでみました!ぜひご覧ください。

A001-067S フローラ

A002-045S ダイアナ

A030-021C オーロラ

A025-010S ロゼ

A030-024C ※オペラ丈の新作衣裳

上記の他にも、フローラの目覚めでお使いいただけそうな新作が
幾つかできてきております。
近々お知らせできると思いますので、お楽しみに~^^

それでは、また!

《新宿オフィス・林》

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