ワルプルギスの夜ってなーに?
皆さんこんにちは!新宿オフィスです。
前回に続き、最近お問い合わせの多い演目を取り上げたいと思います。
今回のテーマは「ワルプルギスの夜」です!
衣裳のお問い合わせは、ヴァリエーション用がメインなのですが、
時々小作品としても上演される場合があるようですね。
まずは作品について。おなじみウィキペディアから引用させていただきます。
「『ファウスト』(フランス語: Faust)は、シャルル・グノーが作曲した全5幕のオペラ。
ドイツの文豪ゲーテの劇詩『ファウスト』を題材にしている。(中略)
第5幕で踊られるバレエ音楽は非常に有名で、単独で演奏会や録音で取り上げられる機会が多い。 」
この第5幕のバレエ、というのがバレエ作品「ワルプルギスの夜」ということになりますね。
シーンとしては、メフィストフィレスにつれられたファウストが、
ワルプルギスの夜の狂乱の宴に迷い込む場面です。
バレエ自体はディヴェルティスマンがメインで、ストーリーはほぼ無いようです。
曲の構成は以下の7曲です。どの曲も聞き覚えのある有名なものばかりです。
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1.ヌビアの踊り
2.クレオパトラと黄金の杯
3.ヌビア奴隷の踊り
4.クレオパトラとその奴隷たちの踊り
5.トロイの娘の踊り
6.鏡の踊り
7.フリネの踊り
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ヴァリエーションとしてよく抜粋されるのは6曲目の「鏡の踊り」です。
中央で女性が踊り、その周りで半人半獣の精霊が囃し立てる場面で
鏡が出てきたりはしないんですが、なんで「鏡の踊り」なんでしょう?
もしかしたら台本には記載があるのかもしれませんね。
(余談ですが、このヴァリエーション、音楽はのんびりサラサラしている割に
難しい振りも多く、これをコンクールに選ぶのはチャレンジだなぁと常々思っております)
衣裳はこちら!
C048-001S
そのほか、妖精の衣裳もご紹介いたします。
C030-015C
C056-004S
そういえば、以前記事にした「真夏の夜の夢」も五月祭(5月1日)の前夜の話でしたね。
この日は妖精たちがざわざわばたばたしているんでしょうか?
くしくも来週4月30日はワルプルギスの夜。
今頃は妖精の皆さんはお祭り騒ぎかな…なんて思いをはせるのも楽しそうですね!
ではでは、また!
《新宿オフィス・林》