幽霊の出てくるバレエって?
2019.08.13
こんにちは!新宿オフィスです。
毎日毎日35℃を超える暑い日が続きますが、皆様お元気でしょうか?
本日、8月13日の今日は旧盆ですね。
去年のブログでは「ウィリ」をテーマに扱ったのですが、
今年は「幽霊・お化け」でいきたいと思います。
「お化けを扱ったバレエってあるのかな?」と思って調べてみたんですが、
どうやらあまりない様子。
そのものずばり、ノルウェー国立バレエの『幽霊』という作品がありますが、
これは実際に幽霊が出てくるわけではないんですよね。
社内の皆さんに「幽霊の出てくるバレエといえば」と聞いてみたところ、
『ペトリューシカ』からペトリューシカの死霊と、
『バヤデール』からニキヤの亡霊(幻?)を挙げてもらいました。
(もちろん、『ジゼル』も)。
思えばバレエはこの世ならざるものを表現するのに力を入れていて、
かつ、たいへん向いている芸能だと思うのですが、意外と幽霊ってないんですね。
妖精、幻などは結構あるのですが…。
(というか、必ずと言っていいほど出てきますよね)
そこで、バレエ『番町皿屋敷』を考えてみました。
お皿を割ってしまった下女のお菊さんが手打ちにされ、落とされた井戸からは
毎晩のように「いちまーい、にまーい」とお皿を数える声が聞こえる…という
有名な日本の怪談です。
配役と衣裳は以下の通りです。
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青山播磨守主膳:ZG-201
主膳の奥方:M-16A
下女の菊:M076-008Cミント
菊の幽霊:M-14A 白
屋敷の人たち:Z076-004C
了誉上人(お坊さん):ZG-502
お皿の精:A-29G
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日本題材って本当に難しいですね…。衣裳は苦戦しましたが、
井戸の周りでお皿の精と踊る「お菊さんのヴァリエーション」などと
考えるのは楽しかったです^^
それでは、また!
いちま~い、にま~い・・・
《新宿オフィス・林》