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研修旅行inロシアⅣ~サンクト視察~さよならロシア!

2013.02.15

2013年度研修旅行勢・通称ロシア隊の冒険記をお届けするのも今回がラスト。

サンクトペテルブルグでも、たくさんのバレエ名所を旅しています^^

 

 

『2/13 

サンクトペテルブルグに到着して2日目は、エルミタージュ美術館(ちょっぴり観光)からスタート!

18世紀から続く宮殿をそのまま利用している美術館なので、

収蔵物の凄さもさることながら、建物自体の意匠がとても凝っていて目を奪われます!

寄木細工の床、天井・壁のレリーフ、扉の装飾…

すべて品の良い色合い・バランスで構成されていて、美しかったです!

販促担当としては、アトリエのDMや広報物に活かしたいですね!^^(おこがましいですが)

 

午後はミハイロフスキー劇場の視察。ミハイロフスキーは「マールイ」(小劇場という意味)で、

「ボリショイ」(大劇場という意味:ボリショイ劇場は大劇場劇場ですね^^;)よりも

規模は小さくなるものの、本格的な衣裳部・衣裳倉庫を建物内に持つ劇場でした。

ここでは主に倉庫を見せて頂いたのですが、アトリエによく似たスタイルで親しみを覚えました。

そしてやはり刺繍や衣裳に手描き模様などの技術が素晴らしい!

今日からのオペラ公演の前で忙しい中、見学させていただきありがとうございました!!

 

 

 2/14

今日はバレンタインデー!日本はチョコで盛り上がっていたと思いますが、

ロシアではバラを持った男性がいたり、有名な建物の近くで結婚式を行っているカップルも多く、

エカテリーナ宮殿の周りでは3組以上のカップルの結婚式が見うけられました^^

 

宮殿内の1コマ。美しすぎて呆然、、

 

さて本日は、昨日見学させていただいたミハイロフスキー劇場の衣裳を扱っていて、

さらにプロではないバレエダンサーのコンクール用衣裳などを製作されているという、

衣裳会社のオフィスの見学と、お話を。

刺繍を依頼しているショップや、工房で19世紀のミシンを20年来のベテランの職人さんが

自由自在に動かして作っている所を見学させていただきました!

 

もうアンティークの域に達しているステキミシンです 

 

刺繍方法は韓国と同じなのですが、ロシア由来(?)のその模様の形は、

すでに刺繍職人さんの頭の中でアレンジされており、サンプルはないのだとか!!
今回研修旅行で訪れた工房はどこも個性豊かな衣裳制作をされている所ばかりで、

皆さん誇りを持ち、楽しんで制作・管理されている様子を見ることができました。

どの工房も、企業秘密を快く見せてくれて優しかったです!!

アトリエヨシノで取り扱うのはレンタル衣裳ですので、

バレエ団のバレリーナ1人1人の為に時間をかけて作り上げていくのではなく、

バレエを楽しむすべての方の為の衣裳バリエーションをご用意することが使命です。が!
やはりプロの衣裳は芸術的で美しい…!と今回の旅でつくづく思いました。

今後は弊社も、オリジナルで芸術的なものも提案していきたいと思います!

それでは皆様、また日本でお会いしましょう!!』

 

 

とても有意義な旅になった感がひしひしと伝わってきますね…これは弊社も負けていられません!

一皮むけたスタッフ達との再会を楽しみに、バレエ尽くしのロシア紀行はこれにて終了致します。

ご覧頂きありがとうございました!

《販売促進室》

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