アトリエヨシノ スカラシップ2014リポート⑤
さて今回もカナダからのバレエ留学リポートをお届けいたします。
7/7スタートのサマースクールも、8/9が最終日となります。
こうして、ご紹介させて頂けるのもわずかとなりました。
毎日のお稽古がどんなご様子なのか、これから留学をお考えの
皆様にとっては大変有難いリポートではないでしょうか。
こちらに来てもう4週間目になります。
初めは日本とは全然違う環境に戸惑ったりもしていましたが、
最近では生活リズムや、文化の違いにも慣れ、とても楽しく過ごしています。
少ししか話せなかった英語もホームステイ先のご家族の方々や
一緒にステイしているカナダ人の女の子のおかげでだいぶコミュニケーションがとれるようになり
Goh Ballet Academyの生徒の子達とも仲良くなることができています!
レッスンでは、私達のクラスは1番人数が多いですが
先生方は一人一人しっかり見てくださり、悪かったらどこが悪いのかを丁寧に教えてくださります。
また、教えてくださったことが次しっかりできていると「Exactly!」や「Right!」と褒めてくださるので、
自分の頭だけでなく身体でしっかり理解することができます。
クラシックバレエのレッスンは3人の先生方に教わっており、
先週からは普段のレッスンに加えバリエーションの練習も始まりました。
そのバリエーションも、先生によって違うタイプのものなので
そこからも技術や表現力、音楽性を学ぶことができています。
クラシックバレエのレッスンの他には
パドドゥやコンテンポラリー、ピラティス、ミュージカルシアターのレッスンをしています。
ミュージカルシアターのレッスンでは歌とタップダンスを練習していて、
英語の歌詞を覚えたり、タップダンスをするのは未経験の私にとって、とても大変ですが
身体だけではなく声でも表現ができるミュージカルは
クラシックバレエとはまた一味違う楽しさがあっていいなと実感しています。
このような恵まれた環境の中でバレエだけでなく様々な経験ができること、
本当に感謝しております!
あと残り2週間、レッスンもラストスパートを迎えますが日々精進していきます。
以上、近況報告でした。』
ご出発前に少しナーバスになっていた英語力も難なくクリアしているようですね。
スカラシップを受賞した生徒の皆様は、バレエの技術だけでなく、伸びる才能や
学び取ろうとする姿勢を見込まれて選出されていると、実感します。
残り少ない時間を、ご自身なりに頑張って欲しいと思います!
《文化事業部》