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ローザンヌ国際バレエコンクールレポート④

2018.02.20

ローザンヌ国際バレエコンクールを終え、その翌日ジュネーブ空港からモスクワ空港へ向かいました。
ロシアは1月1日までは雪が無く平穏な冬だったそうですが、2月に入り寒波が押し寄せ、
私たちが入国した日はマイナス15度という過酷なお天気でした。
私は、空港を出た直後にサラサラのパウダースノーに足を取られ、
見事にバレリーナのごとく宙を舞いました(実際は踊れません^^;)

翌日向かったのは、国立モスクワ音楽劇場バレエ団
イルギス・ガリムーリンさん・成澤淑榮先生が講師をされています。
ご縁があって内部を拝見させていただきました。
バレエ団の建物でも、寒さの象徴『つらら』が驚異的な大きさに成長していました。
成澤先生にご案内していただき、バレエ団内にお勤めされている方々をご紹介して頂きました。

バレエ団副支配人セルゲイ・べラレプキンさん。
 
教師をされている成澤淑榮先生。
衣裳縫製をされている、イナーラさん。
アトリエヨシノでも、このような師匠がおります(^^)。
中央で教えていらっしゃる方が、イルギス・ガリムーリン先生。
沢山のスタッフの方・団員の方にお会いでき、本場ロシアのバレエに触れることが出来ました。

午後には成澤先生の出身である、ネミロヴィチ・ダンチェンコ記念モスクワ・アカデミー音楽劇場をご案内頂きました。この劇場は1929年にビクトリーナ・クリーゲルらにより創設され、芸術団体の中でも最高級の団体にしか与えられない、アカデミーという名称を冠しております。また、このバレエ団はボリショイ劇場、マリインスキー劇場とともにロシア国内にとどまらず世界屈指のバレエ団の一つとなっているそうです。

建物の横をパシャリ!

劇場を出たら既に日が落ちていて、幻想的になっていました。 
帰宅途中、世界屈指のバレエ団の一つボリショイ劇場にも数分立ち寄り、記念撮影。 

収まりきらない大きさ。そして美しさ。圧巻でした。
とても寒かったロシアの中で、人の温かさを十二分に感じることが出来ました。
成澤先生をはじめ、ご挨拶させていただいたバレエ団関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。
《販売促進部》
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