本社エントランスのお衣裳展示が変わりました!
本社エントランスのお衣裳展示が変わりましたので、ご紹介致します。
衣裳展示担当のスタッフ、衣裳管理部・奈良に話を聞きました。
昨年11月から本社エントランスの衣裳展示を開始いたしました。
今回の展示は火の鳥です。
メインの火の鳥が、展示用に製作されたお衣裳です。
ふんだんに羽のモチーフがついており、尾も迫力のボリュームです。
パーティの際とても印象的でしたので、今回のテーマに致しました。
あまりバレエスタジオの発表会などでは見かけない演目ですが、
日本では、東京バレエ団や新国立劇場バレエ団などが火の鳥をレパートリーとしています。
火の鳥のストーリーを紹介したいと思います。
イワン王子は、火の鳥を追っているうちに夜になり、
不死の魔王カスチェイの魔法の庭に迷いこんでしまいます。
黄金のリンゴの木のところに火の鳥がいるのを王子は見つけて捕らえますが、
火の鳥が懇願したことにより解放されます。
そのとき王子は火の鳥の魔法の羽を手に入れます。
次に王子は13人の乙女にあい、そのひとりと恋に落ちますが、
彼女は魔王の魔法によって囚われの身となっていたツァレヴナ王女だったのです。
夜が明けるとともに魔王たちが戻ってきたところ、王子は魔王の手下に捕らえられ、
魔法で石に変えられようとしてしまいます。
絶体絶命の王子が魔法の羽を振ると、火の鳥が再び現れて、
魔王の命が卵の中にあることを王子に告げます。
それは不死の魔王の魂が入った卵だったのです。
王子が卵を破壊したため魔王は滅び、石にされた人々は元に戻り、王子と王女は結ばれます。
といった内容です。
(参考・Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E3%81%AE%E9%B3%A5_(%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC) )
今回の展示では、火の鳥・イワン王子・不死の魔王カスチェイをイメージした3体を飾りました。
黄金の木は火の鳥のストーリーに欠かせないものなので、背景に取り入れました。
黄金の実もつけています。こだわりの背景です。
ストーリーを知らない方にも楽しんでいただけるように、写真をいくつか飾りました。
火の鳥定番のポーズや、ストーリーがわかるような写真を選びました。
火の鳥の演目でご利用頂けるお衣裳を在庫から選んでみました。
火の鳥
イワン王子
発表会などに珍しい演目をいかがでしょうか。
本社展示は定期的に変えていく予定です。
本社に訪れる機会がありましたら、是非ご覧くださいませ。
《衣裳プランニング部》